大平数子さんの詩「母」その2



お月さん お月さん お月さん

あなたは 一年 三百六十五日

そうして あるいて おいでだから

あなたは 何でも 見えているでしょうから

わたしの子どもが みちが多くて かへれないと

泣いていたなら まよわず まっすぐ 帰ったらいいと

おしえて やって 下さいな

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