「娘のぶんも幸せになってくださいね」 亡くなった友人のお母さんに言われたその言葉を、長い間胸に抱き続けた被爆者の方もいらっしゃいます。大切な人を失った人にとって“その人の分もがんばって生きよう”と思えるようになるまでには、辛く長い時間がかかったに違いありません。