表現に力ありや 〜「水俣」プロデューサー、語る〜

Power in Expression - The "Minamata" Producer Speaks

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表現に力ありや
—「水俣」プロデューサー、語る—

製作:記録映画保存センター 2016年 時間:100分 助成:文化庁文化芸術振興費補助金
表現に力ありや 〜「水俣」プロデューサー、語る〜 高木隆太郎 氏
「借金で映画を作り、映画で借金を返す」
日本のドキュメンタリー映画史を揺るがした伝説のプロデューサー・高木隆太郎。
彼の情熱と生き様を通し、これからの映画製作を担う若者に“プロデューサーの心”を伝える。

作品解説

 この映画は、ドキュメンタリー史上に残る傑作『沖縄列島』(監督:東陽一)や『水俣-患者さんとその世界-』(監督:土本典昭)を手がけた伝説のプロデューサー・高木隆太郎の仕事に迫った記録映画です。映画プロデューサーという仕事の本質を明らかにするとともに、映画製作を目指す若者たちへプロデューサーの志と心を伝える作品です。

 高木が映画の世界に入ったのは1960年の岩波映画製作所。当時、多くの多才な人材が集まり、新しい映像表現を求めていました。中でも黒木和雄、土本典昭、小川紳介、東陽一らは自分たちの新しい表現を実現するためにもがいており、プロデューサーである高木隆太郎もまた、その一人でした。

 高木は「借金で映画を作り、映画で借金を返す」をスローガンに掲げ、名作『水俣・患者さんとその世界』をはじめとする水俣シリーズ12本を自主製作し、独自の上映活動を展開していきました。本作は、高木自身の語りや関係者のインタビュー、残された当時の貴重な作品映像、そして時代を記録した資料映像を精緻に織り交ぜながら、彼の映画製作に懸けた情熱を現代に甦らせます。

💡 本作の完成にあたって

 この映画は、2011年より桂俊太郎監督によって撮影が進められていましたが、桂監督は2015年に急逝されました。私たちは、桂監督が残した貴重な映像を今完成させなければ永遠に失われてしまうと考え、彼の遺志を受け継ぐ仲間とともに撮影・編集を継続し、本編の完成に至りました。

桂監督撮影スチール

インタビュー出演者

当時の製作の舞台裏やプロデューサー高木隆太郎の素顔、時代背景について、多くの関係者の貴重な証言を収録しています。(順不同・敬称略)

高木 隆太郎 西口 清治 東 陽一 津村 義幸 重松 良周 伊東 秀志 石牟礼 道子 渡辺 京二 土本 典昭 福元 満治 有馬 澄雄 柳田 耕一 他 関係者多数
映画本編スチール 1
映画本編スチール 2

東 陽一監督

スタッフ

プロデューサー

  • 桂 俊太郎 (企画・撮影・演出)
  • 村山 英世 (記録映画保存センター)

制作スタッフ

  • 演出・構成 井上 実
  • 撮影 中井 正義
  • 音響 黒澤 道雄
  • 協力 矢澤 拓男 / 阿部 敏昭 / 片岡 希 / 石井 香奈江
    / 西嶋 房宏 / 山本 直史
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